2020年から小学生で英語教育が必修科目として始まりました。
小学生になって英語が始まったけど英語塾に通ったほうがいい?
何から始めたらいいかわからない…。
と、疑問に思う方も多いと思います。
私も二児の母として子供が小学生に入学したときにそう思った一人です。
現在小学6年生と2年生です!
そして、娘が小学生を卒業するにあたり小学生6年間の英語学習の大切さを身に染みて感じているところです。
小学生6年間をどう英語学習に取り組むかで今後人生が大きく変わってくるかもしれません。
でも、小学生が英語を学ぶ上で一番大切なことは『楽しく、英語を好きになる』ことだと考えます。
小学生には英語塾が必要かどうか、小学生の英語学習のポイントを見ていこうと思います。
小学生は英語塾は必要?
私は小学生の英語学習に英語塾は必要ないと考えます。
しかし、英語教育をサポートする何らかの英語学習をする必要があると思います。
【英語塾】とひとことで言っても二つのパターンがあります。
①文法などを学ぶ英語塾(通塾タイプ)
②英会話をメインにした英語塾(通塾タイプ)
学習塾というのは以下の定義がされています。
今回も、自宅以外の場所で英語を学べるものとして英語塾について書いています。
学習塾(がくしゅうじゅく)とは、私的に子供を集めて、学校教育の補足や進学準備教育を行う施設。
学校ではなく自宅外で、国語や算数等の教科の指導を行うものをいい、そろばん等のいわゆるおけいこごとは含まない」と定義している。
ウィキペリア(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E5%A1%BE)
もちろん英語塾に通ってマイナスはないし絶対行かないよりはいったほうがいいに決まってますよね。
しかし、英語の実力が付くかどうかは本人次第なんです。
もちろん、通塾型の教室はカリキュラムがしっかりしていて、講師のレベルも高いところが多いのは確かです。
それでも、思ったようにできるようにならず挫折する人が少なからずいます。
英語塾に行ったから英語が話せるようになるわけではありません。
小学校だけで英語は身につく?
学校の英語だけでは正直物足りないというのが率直な感想です。
英語塾に通う前に学校の英語だけで英語が話せるようになってくれたらうれしいですが、子ども二人を小学校に通わて学校の英語だけでは物足りないと思いました。
もちろん学校によって英語学習の内容は違うと思います。
娘は英語教育に力を入れている私立小学校に通っているのでまだ宿題などもあり英語に触れる機会が多いのは確かですが実力になっているかというと疑問です。
小学校英語は週一回程度しか授業がない学校も多いですし、楽しさ重視の授業になります。
娘の学校だと低学年のうちは、
英語の歌を歌ったり、カードゲームをしたり。
高学年になり文法的なものも学ぶこともあるようですがなかなか学校の授業だけでものにするのは難しいようです。
授業参観でも見ましたが子供たちはすごく楽しそうですが…
英語が使える話せるとは、ちょっと遠い感じがしました。
また、弟は国立の小学校に通っていますが英語の授業は週に一回、ゲームをしたり歌を歌ったりやはり使える英語になるのは難しいという印象です。
我が家では、私立小学校と国立小学校に通っていますが小学校の英語の授業だけでは英語が話せるようにはならないと思います。
娘の英語塾の歴史
実際娘が6年間、さまざまな形で英語を学んできました。
それについて少し書かせていただこうと思います。
もしこれから英語を習おうか迷っている方がいれば参考にしてくださいね。
現在小学6年生の娘の英語歴は以下の通りです。
学年 | 英語塾のタイプ | 講師 | 親から見た感想 |
---|---|---|---|
小学1年生 | 英語オンリーのオンライン英会話 | 外国人 | 英語が全く分からず英語嫌いになる |
小学2年生~小学3年生 | 英会話をメインにした英語塾(通塾タイプ) | 外国人 | 楽しく通っていたが実力にはならず |
小学4年生 | 文法などを学ぶ英語塾(通塾タイプ) | 日本人 | 少し実力がついてきたと自覚あり |
小学5年生~現在 | バイリンガル講師によるオンライン英会話 | 日本人 | 一番英語が身についている実感あり |
我が家の話をさせていただくと低学年のうちに英語がインプットできていないうちから英語オンリーの【オンライン英会話】を始めたのは失敗だったと感じています。
英語オンリーのオンライン英会話は覚えた知識を定着、応用するためのアウトプットする場所だったのでした。
「英語が話せない」というイメージが自分の中で強くついてしまったようで大の英語嫌いになってしまいました。
また、小学2年生~小学3年生のときの【英会話をメインにした英語塾】もすごく楽しく通ってはいたのですが週一回のレッスンでは実力にはなりませんでした。
※自宅できちんと毎日学習しなかった我が家のせいであります。
小学4年生の時の【文法などを学ぶ英語塾】に通ってやっとすこし英語がわかってきたかなという感覚がありました。
でも、5年生から始めた【バイリンガル講師によるオンライン英会話】で1番英語を楽しんで学べている感覚があります。
そして実力もだいぶついてきました。
こう振り返ってみるとネイティブな講師に学んでほしいと思っている方も多いと思いますが、日本人講師に英語を学ぶ方が小学生には合っているのではないかと思います。
でも、英語塾通ってよかったこともたくさんありますよ。
よかったともうことは、
塾に通っていた時は自分で教えることができないことを教えてもらったところは本当に良い経験になったと感じています。
もっと幼少期から英語が学べるのであれば『英語耳』を育てるという意味で、ネイティブな英語の先生という選択肢もあると思います。
しかし、本人の意思がしっかりしてくる小学生には日本人講師の方が無理なく英語を学び始めることができると思います。
または日本語が少しでも話せるといいのかもしれません。
小学生が英語塾に通うメリット・デメリット
英語塾に通うメリット・そしてデメリットについて書いていこうと思います。
我が家が実際に6年間様々な英語学習を通じて英語塾について感じたことを書きます。
小学生が英語塾に通うメリット
小学生が英語塾に通うことのメリットは以下の通りです。
ひとつづつ見ていきます!
①モチベーションが保つことができる。
英語塾に通う最大のメリットはモチベーションの維持だと思います。
自宅学習のみでずっと子供のモチベーションを維持するのは本当に大変。
小学生ともなると口答えもいっちょ前になるので「勉強しなさいと」言ってもやらないですよね。
でも、英語塾に通うことで子供のモチベーションが上がるので英語を学ぶ姿勢ができます。
②嫌でも英語に触れることができる。
小学生は、学校も日中あるしサッカーにプールなどさまざまなお稽古を掛け持ちしていて多忙なお子さんも多いと思います。
放課後は宿題もあるし、英語を自宅学習させようと思ってもなかなか時間取れないものです。
毎週英語塾があれば嫌でも英語に触れることができます。
英語塾でも宿題が出るので英語学習するきっかけになるのは確かです。
③いい刺激になる
実際英語塾に足を運び、英語の話せる外国人の先生もしくは日本人講師のレッスンを受けることでいい刺激になります。
また、同年代のお友達と英語を学ぶことができるのは大きな財産ですね。
お友達もがんばっているから「私も頑張ろう」と前向きな気持ちになります。
小学生が英語塾に通うデメリット
続いて、デメリットを見ていきます。
①コストがかかる
英語塾はコストが高いです。
もちろん塾によってだいぶ差がありますが、大手英会話塾3社の入会金と月謝を調べてみました。
大手英語塾A社 | 大手英語塾B社 | 大手英語塾C社 | |
---|---|---|---|
入学金 | 8,800円 | 27,000円 | 8,750円 |
月謝 | 10,786円 | 44,600円 | 16,200円 |
※このほかに施設使用料や、教材費がかかります。
塾によってかなり費用には差があるのですが、プールやサッカーなどの他のお稽古に比べると高い印象があります。
しかも、教材費やら施設使用料などまとめて支払うことがあります。
まとめて請求が来るので正直経済的につらい時もありますよね💦
英語は続けることに意味があるので長期的に英語塾の費用を捻出する必要があります。
②継続しないと意味がない
英語は毎日5分でも触れることがとても大切です。
週一回の英語塾でもあっという間にその日はやってきます。
小学生は忙しいし、仕事してるママだと「もう英語塾の日だ!!」
ということしょっちゅうです💦
英語塾のない日でも毎日英語に触れ、できればレッスンの予習復習をする必要があります。
これをしっかりやらないと、英語は身につきません。
また、毎日の継続も大切ですが長期間にわたり英語を継続することも大切だと感じています。
例えば『小学1年生で少し英語を学んでいた』くらいでは英語塾に通っていも話せるようにはなりません。
小学生におすすめの英語学習法
我が家が実際に試してよかった英語学習法をご紹介します。
①自宅でテレビや音楽から英語を学ぶ
②NHKラジオで英語を学ぶ
③英語通信教材ABCマウスを使って学習する
④オンライン英会話グローバルクラウン
ひとつづつご紹介します!
①自宅でテレビや音楽から英語を学ぶ
自宅の中でできるだけ英語に触れられるようにしています。
eテレの英語番組を見たり、英語の音楽を聞いたりします。
どうしても時間がなくて勉強できない日でも英語に触れることができます。
これだけで英語を取得するのは難しいですが子供も嫌がることなく、楽しく英語に学ぶことができますね。
②NHKラジオで英語を学ぶ
NHKラジオ『小学生の基本英語』であれば自宅で、そんなに費用をかけなくても英語を学ぶことができます。
毎月『小学生の基本英語』のテキストを購入して英語の基本から学ぶことができるのでとても手軽に英語を学習できます。
現在はラジオだけでなくアプリでも音声を聞けるのですきま時間にできますね。
③英語通信教材を使用して英語学習していく
英語の通信教材を使い長期的に学習することもおすすめです。
とにかく楽しく英語をインプットしていくことが何よりも需要になってきます。
英語の通信教材はリーズナブルなものが多く、英語塾に通うよりもかなりコストを抑えることができます。
また、子どもが楽しめるように作られており小学校で学ぶ英語のあいさつや、基本的な会話、単語も学ぶことができます。
我が家が実際に使ってみて良かった英語通信教材をランキングにしています。⇓
④オンライン英会話をうまく利用する
英語を実際に使ってみる場所は必要だと思います。
アウトプットにおすすめなのはオンライン英会話です。
どんなオンライン英会話でもいいというわけではありませんが、実際に英語を使う場所を作ってあげることが英語習得への早道ですよ。
しかも、ご自宅の英語学習だけで英語を話せるようにするのはやはり難しいです。
英語を継続させるためにも英語を話す場所を作ってあげましょう。
小学生の場合、個々にレベルに差があるかと思いますのでその子にあったレベルで、かつカリキュラムがしっかりとしたオンライン英会話を選んであげるといいですね。
まとめ
小学生に英語塾は必要なのか?
英語塾に通うことによってメリットもあればデメリットもありました。
実際小学6年間を様々な英語学習法を試して、英語塾に通ったとしても通わなかったとしても自分で英語を楽しんで自宅もしくは塾でコツコツ努力できるかどうか。
英語塾に通ったからといって英語が話せるようになるわけではないのです。
つまり英語取得できるかどうかは本人次第なのです。
私は英語塾は必要ではないと考えます。
しかし、英語学習の何らかのサポートはご家庭で必ず必要だと思います。
お子様にぴったりの英語学習の方法を見つけてくださいね。
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