小学3年生になると、学校でローマ字の勉強が始まります。
2020年の小学生指導要領の変更により小学校4年生に学習していたローマ字が、現在では3年生で学習するようになりました。
娘も小学校でローマ字を勉強しましたが娘に聞いたところ、「学校でほとんど教わった記憶はない。」というほど学校での学習時間はわずかなものだったと思います。
ですが、小学3年生の時にローマ字のテストは確かにありました。
娘も今や6年生になり思うことは、ローマ字はテストにかかわらず早くから勉強しておいた方がいいということ。
ローマ字の出番って意外と多いんですよね。
例えば、英語のテストで名前を書いたりパソコン入力にはローマ字は必須です。
お店の看板や、駅の駅名の看板にもローマ字で書かれていたりします。
小学生で漢字の読めない駅名は、ローマ字が読めると助かりますよね。
また、3年生から総合的な学習の時間においてコンピューターを用いた調べ学習をしたり、自分で学校新聞をパソコンで作ったりとローマ字を使う機会が一気に増えます。
覚えていて困ることはないのでぜひ小学3年生のテストでも満点取れるように勉強させておきたいところ。
今回はローマ字のおすすめの学習法、ローマ字のテストでいい点のとれる参考書をご紹介していきます。
ローマ字ってどう学習すればいい?
ローマ字のテストといってもどうやって学習させたらいいのかわからないということありますよね。
私もそのひとりでした。
ローマ字について知ってから、順番に学習していくことが早く習得するポイントだとわかりました。
まず、ローマ字について簡単に説明しますね。
ローマ字には2種類あります。
「訓令式」と「ヘボン式」です。
小学3年生に小学校で習うのは「訓令式」になります。
しかし、学校の中には「ヘボン式」を学ぶ教科書を使っていることもあるようなので学習する前に確認を行うようにしましょう。
以下は一般的に学習する「訓令式」を表にしたものです。
あ | a | い | i | う | u | え | e | お | o |
か | ka | き | ki | く | ku | け | ke | こ | ko |
さ | sa | し | si | す | su | せ | se | そ | so |
た | ta | ち | ti | つ | tu | て | te | と | to |
な | na | に | ni | ぬ | nu | ね | ne | の | no |
は | ha | ひ | hi | ふ | hu | へ | he | ほ | ho |
ま | ma | み | mi | む | mu | め | me | も | mo |
や | ya | ゆ | yu | よ | yo | ||||
ら | ra | り | ri | る | ru | れ | re | ろ | ro |
わ | wa | を | wo | ||||||
ん | nn |
この「訓令式」は日本人が日本語を英語で表記する為に作ったといわれています。
国際標準化機構認定のローマ字になります。
よく身分証明書やパスポートなどで見かけるローマ字は「ヘボン式」になるのでその違いで混乱することが多いでしっかりと理解した上で始めましょう。
この「ヘボン式」は小学5年生で習う学校も多いようで、小学3年生では「訓令式」を覚えます。
ローマ字はどういう順番で覚えたらいい?
ローマ字を習う際に順番がとっても大切です。
ローマ字と英語が混ざらないようにするためにも順を追ってみていきましょう。
3年生のローマ字のテストの前に順を追って学習していきましょう。
①アルファベットを覚える
⇓
②「a.i.u.e.o」が「あ、い、う、え、お」の役割であることを覚える
⇓
③「あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ」の頭文字のアルファベットを暗記
⇓
④参考書などを使い何度も練習する
順を追ってひとつづつ見ていくよ!
①アルファベットを覚える
まず、アルファベットを覚えてないんだよ。
っていう場合はアルファベットから覚えることをお勧めします。
ローマ字はあくまでも「ローマ字を使って日本語を表記するということ」になります。
ローマ字としてアルファベットを覚えてしまうと、ローマ字とアルファベットが混乱してしまう可能性があります。
ローマ字とアルファベットは全く別の物であるということを理解してもらいましょう。
②「a.i.u.e.o」が「あ、い、う、え、お」の役割であることを覚える
ローマ字は構造はとてもシンプルです。
ローマ字は「子音+母音」でできています。
ローマ字の母音=「a.i.u.e.o」が「あ、い、う、え、お」であることを理解しましょう。
小学1年生でも「あいうえお」から学んだと思います。
ローマ字もまずは「母音」をしっかりと覚えましょう。
③「あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ」の頭文字のアルファベットを暗記
「母音」をしっかりと理解出来たら続いては「子音」を覚えていきます。
前に述べたように母音である「a.i.u.e.o」以外の音を子音といいます。
例えば、「さ行」の場合、「sa.si.su.se.so」と書きますが「s」の後ろに母音の「a.i.u.e.o」をつけた形となります。
つまり、「あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ」の頭文字のアルファベット「子音」を覚えていきます。
上記を理解して暗記できれば、「子音」+「母音」を組み合わせていろいろと単語を作ってみましょう。
自分の名前や、住んでる駅の看板のローマ字など生活の中でも使えるものがたくさんあるのでチャレンジしてみましょう。
④参考書などを使い何度も練習する
なかなか、一度暗記しただけではなかなか定着しないので何度も反復練習をしてくださいね。
お子さんに合う方法で何度も練習していただくのがおすすめです。
小学3年生のテスト勉強におすすめな学習法は、
ローマ字を学習するのに書いて覚えたいという場合は、ローマ字の参考書を使って学習するのがおすすめです。
小学校でのテスト対策のために学習する場合は、実際のテスト同様紙に書いて練習するのがいいですね。
英語(アルファベット練習)用の罫線の書く位置がアルファベットによって異なってくるのでそこはしっかり押さえておきたいところ。
アルファベットによって書く場所が違いますよね。
小学3年生のテストが近い場合は、英語(アルファベット練習)用の罫線のある紙を用意して書く練習をしてくださいね。
もし、パソコンキーボードのタイピングやただローマ字を覚えたいということであればアプリを利用して練習するのもおすすめです。
我が家では、この方法でかなり反復練習したおかげでローマ字は完璧に覚えることができました。
小学3年生のローマ字のテストにおすすめの参考書
学校の教科書や参考書がある場合はそちらを使ってもらってももちろん大丈夫ですが、テスト勉強におすすめの参考書をご紹介しますね。
テストでいい点数の取れるものを厳選しました!
「ドリルの王様」3年生のローマ字
・3年生のローマ字に対応している問題集
・かわいいキャラクターと一緒に学ぶことのできる「ドリルの王様」
・得点表に点数を記録して繰り返し挑戦することができる
中もとてもお子さんに取組みやすいように構成されています。
毎日のドリル 小学生のアルファベットとローマ字
・1日1枚取り組むことができる問題集
・ドリルを進めるとキャラクターが育つ専用アプリを利用することができるのでやる気アップ
・アルファベットも学ぶことができます
・CDつき
まとめ
小学3年生で学習することになるローマ字。
ローマ字は、学校によるとは思いますが娘の学校では実施されました。
ローマ字は、さまざまなシーンで必要になるので早く習得したいですよね。
でもそこで重要なのは、英語とは違って「ローマ字は日本語を表記するもの」ということ。
くれぐれも英単語とローマ字は別物だということえをしっかりと認識してもらってくださいね。
お子さんにあった勉強方法を見つけて学校のテストでいい点数目指してくださいね。
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