英検ジュニアのシルバーに小学3年生の息子が挑戦しました。
現在小学3年生の息子ですが、小学2年生の時からオンライン英会話をはじめました。
英語まったくの初心者だった息子が英語学習を初めて早一年。
英検を受験する前に合否の出ない英検ジュニアにチャレンジしています。
息子メンタルがかなり弱いので、英語の自信なくしてほしくなくて合否のない英検ジュニアからチャレンジしています。
前回は英検ジュニアのブロンズに挑戦して無事80%を達成することができたので、今回は英検ジュニアのシルバーにチャレンジしました。
そして、英検ジュニアのシルバーの合格ライン80%以上を無事達成することができました。
英検ジュニアのシルバーの勉強は1か月だけ行いました。
実際に英検ジュニアのシルバーの難易度はブロンズよりもかなり高いと感じました。
本記事では、英検ジュニアシルバーの難易度・レベル、英検ジュニアブロンズとの違いを詳しく解説していきます。
また、我が家で行った英検ジュニアシルバー受験1か月間の勉強方法と、英検ジュニアシルバーの受験の様子を書いていきます。
【英検ジュニア】シルバーの難易度は?
英検ジュニアには3つのグレードがあります。
英検ジュニア BRONZE (ブロンズ) | 英検ジュニア SILVER (シルバー) | 英検ジュニア GOLD (ゴールド) | |
---|---|---|---|
試験問題数 | 40問 | 45問 | 50問 |
試験時間 | 約30分 | 約35分 | 約45分 |
対象年齢 | 小学校低学年程度 | 小学校中学年程度 | 小学校高学年程度 |
対象レベル | ・初めて受験する児童 ・半年~1年程度英語を学んでいる | ・BRONZEを受験して80%以上正解した児童 ・1年~2年程度英語を学んでいる | ・SILVERを受験して80%以上正解した児童 ・2年~3年程度英語を学んでいる |
英検ジュニアのブロンズが一番簡単な級で、英検ジュニアのゴールドが一番難しい級になります。
つまり、英検ジュニアのシルバーは3つのグレードの難易度も真ん中の級にあたります。
1年~2年程度英語を学んだ児童が対象になっており、普段から英語に触れているのが大前提になってきます。
英検ジュニアのゴールドの次は英検5級にチャレンジしていくレベルになります。
ゴールドと英検5級の難易度はあまり変わらないようです。
英検ジュニアに共通する点としては、合否はなく正解率が80%以上の場合、次のグレードにチャレンジできるという点。
つまり、英検ジュニアシルバーの合格ラインは正解率80%になります。
これは、【子どもに「できた!」という喜びを実感させるものにしたい】という運営元の考えからそうなりました。
なので基本的には英検ジュニアのブロンズに正解率が80%以上の子が、次のグレードであるシルバーに挑戦できるようになっています。
もちろん、最初から英検ジュニアのシルバーからチャレンジしても問題ありません。
英検ジュニアが公表する対象年齢は小学校中学年程度とされていますが、試験はマークシートなどではなく3択から選ぶ問題になるので小学生以下の小さなお子さんでもチャレンジすることができます。
【英検ジュニア】シルバーとブロンズの難易度の大きな違い
英検ジュニアのシルバーとブロンズの大きな違いは、英語のアルファベット文字の問題があるかないかです。
英検ジュニア BRONZE (ブロンズ) | 英検ジュニア SILVER (シルバー) | |
---|---|---|
英語文字(アルファベット)の問題 | × | 〇 |
英語文字(アルファベット)の問題数 | × | 8問 |
英語文字(アルファベット)の学習期間 | 学習経験なし | 1年~2年程度 |
英検ジュニアのブロンズには英語(アルファベット)の問題は一切出てきませんが、シルバーには簡単なアルファベット(フォニックス)の問題が出てきます。
シルバーでは英語アルファベット文字の問題が、計8問出題されます。
アルファベットの文字の問題は以下のようなに出題されます。
単語を聞いて最初のアルファベット(フォニックス)を問う問題が出ていきます。
この絵を見ながら、以下の単語が読み上げられます。
①stomach(お腹)
②square(四角)
③Strawberry(いちご)
あっているアルファベット(フォニックス)を選ぶ問題になります。
また別のアルファベット文字の問題は、
この絵を見ながら、単語が読み上げられます。
water(単語は三回読み上げられます)
絵の中から、あっている番号を選びます。
アルファベット文字を読ませる問題ですが、絵がついています。(←この問題は単語が読めなくても絵があるので簡単ですよね)
また、全体的な難易度としてブロンズよりもシルバーの方がかなり難しくなっている印象があります。
例えば以下のような前置詞の意味が分からないと解けないような問題もあります。
この絵を見ながら、以下のような問題が流れます。
The cat is eating on the table.(テーブルの上で猫がご飯を食べている)
話している内容の絵を2つから選ぶ問題。
on the table.がテーブルの【~上で】という意味が分かっていないと解けないんですよね。
両方の絵にはネコがいるので【on the table】の部分を理解できないと解けません。
他の問題では、
この絵を見ながら、以下のような問題が流れます。
1,That wolf is sleeping.(あの狼がねている)
2,That camel is sleeping.(あのラクダがねている)
3,That goat is sleeping.(あのヤギねている)
1~3全部が【is sleeping】という動詞が全てに共通している為、主語の単語をしっかりと聞き取る必要があります。
ブロンズでは単語さえ理解できていれば溶けていた問題がシルバーではしっかりと文の内容まで理解しないと解けない問題がたくさんありました。
【英検ジュニア】シルバー受験の推奨レベル
英検ジュニアのシルバーを実際に受験してみて、受験をお勧めするレベルは以下の通りです。
- 英語を習い始めて、学習し始めてしばらくたっている(目安1年くらい~)
- 英語文字(アルファベット)を読むことができ、単語の頭の文字がわかる
- 英語の動詞を知っている
- 英語の形容詞を知っている
- 前置詞(on.in.under.into…etc)を聞いて意味が分かる
- 簡単な英語の語彙力がある
英検ジュニアのシルバー試験までの学習と試験内容を親として見ていて、以上のレベルは必要だと感じました。
英語を書く必要はないので聞いてわかればよいのですが、ブロンズではあまり必要なかった動詞(buy.study.listen…etc)が分かっていないと解けない問題がありました。
例えばこんな問題があります。
この2枚の絵を見ながら、説明にあっている絵を選ぶ問題です。
They are under a tree. and He is taking a picture.(彼らは木の下にいます。写真を撮っています)
【Take a picture】が写真を撮るという意味が分かっていないと解けません。
どちらも木の下(under a tree)にいて、違うところはご飯を食べているか、写真を撮っているかです。
きちんと動詞の意味を理解していないと解けない問題です。
【英検ジュニア】シルバーの勉強方法
我が家の英検ジュニアのシルバーの学習は「英検Jr.オンライン版」フルパック(ラーニング+テスト)を使って行いました。
小学3年生の息子は1年前から英語を学び始めました。
週一回のオンライン英会話と英語の通信教材で英語学習を進めてきました。
英検ジュニアと同じような実践問題を行うのが一番の英検ジュニア対策になると思い、ブロンズの時にも申し込んだ、【英検公式教材】英検Jr.オンライン版に申し込みました。
英検Jr.オンライン版はテストと試験勉強を同時に申し込むことができるウェブ上の英検ジュニア対策教材になります。
英検ジュニアは試験会場まで行って受けるペーパー試験と、自宅でウェブから受験できるものを選ぶことができます。
いつもの環境でリラックスして受けられるオンライン版がおすすめです!
オンライン版なら、24時間365日いつでも受験可能です。
我が家では、インターネット上で受験できるオンラインテストを受験しました。
「英検Jr.オンライン版」のフルパックとテストのみの料金の比較は以下の通りです。
フルパック1ヶ月 | フルパック3ヶ月 | フルパック6ヶ月 | テストのみ | |
---|---|---|---|---|
SILVER(シルバー) | 4,100円 | 5,600円 | 7,500円 | 2,500円 |
内容概要 | ・ラーニング ・テスト ・有効期限1か月間 | ・ラーニング ・テスト ・有効期限3か月間 | ・ラーニング ・テスト ・有効期限3か月間 | ・テストのみ ・有効期限3か月 |
※オンラインテストは、有効期間内で1回のみ受験できます。
我が家ではフルパック1ヶ月を申し込みました
そのほか問題集などは一切購入することなく、しっかりこの英検ジュニアのラーニング教材を取り組んでから試験に臨みました。
試験にそっくりな問題が、ラーニングで学習できるのできるのでフルパックを申し込むがよいと思います。
フルパック(ラーニング+テスト)の1か月の料金は4,100円、テストだけの場合は2,500円となり差額は1,600円になります。
別途問題集など購入するのと変わらないのでお勧めです。
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シルバーのサンプル問題も試せる!
「英検Jr.オンライン版」シルバーのラーニングの詳細
我が家では「英検Jr.オンライン版」のラーニング(試験事前学習教材)でみっちり一か月学習してから英検ジュニアシルバーの本試験にチャレンジしました。
では、さっそく「英検Jr.オンライン版」のラーニングの中身を見ていきます。
ラーニング(事前教材)の中身は以下の通りです。
- ドリル
- ゲーム
- 模擬テスト
- カードアルバム
ひとつづつ見ていきます
ドリル【単語と会話の練習】
ドリルでは、もののことば(単語)と表現を学習していきます。
もののことばの学べることの項目としては、
- スーパーマーケット
- 動物園
- 家
- 町
- カレンダー1
- カレンダー2
- 様子・気持ち
- 仕事
- アルファベット
シルバーのもののことばの中で時間をかけて覚えたのがカレンダーです。
通常でもよく使う事の多い英語なので試験関係なく覚えておきたいですよね。
繰り返し音声を聞くことができるので、1月~12月しっかり単語を覚えることができました。
また、季節や曜日、時間帯や日付についてもしっかり押さえることができました。
また、シルバーで初めてでてきた、アルファベットの大文字・小文字共にしっかりと学ぶことができます。
英検ジュニアの出題範囲の単語数は以下の通りです。
単語数 | |
---|---|
英検ジュニア【ブロンズ】 | 302語 |
英検ジュニア【シルバー】 | 600語 |
英検ジュニア【ゴールド】 | 1000語 |
英単語の数でいってもブロンズの約倍くらいになる600語が出題範囲となっています。
シルバーでは名詞、動詞、形容詞、前置詞など幅広く理解する必要があります。
英検ジュニアは幼い子供(小学生低学年くらい向け)に作られているので難しい言い回しなどはなく直感的に理解できるようにできています。
表現(会話)としては以下の通り、
- きまりことば
- せつめい
- しつもん
子ども:That’s big. It’s a green and blue bird.
お父さん:It’s very beautiful.
会話の内容も長くなり、読み上げるのも遅くはないのでしっかり聞いていないと聞き取れないです。
説明や質問など、ブロンズよりもかなり難易度が上がている印象です。
繰り返し聞いて会話のやり取りを練習しました。
ゲーム
いくつかのゲーム・クイズが用意されていて、覚えた単語を定着させるために利用することができます。
ゲームも色々用意されています。
・【英語かるた】
・【どうたいしりょく】
・【もぐらたたきゲーム】
・【シャッフルゲーム】
・【表現クイズ】
【英語かるた】
単語をかるたをしながらとるゲームです。
【どうたいしりょく】
後ろをすごく早く通るものの単語をあてます。
【もぐらたたきゲーム】
間違った単語の絵を持ったモグラをたたくゲームです。
【シャッフルゲーム】
3つのカードがシャッフルされるので読み上げられた単語を見つけるゲームです。
【E1レース】
カーゲームをしながら単語をあててゴールを目指すゲームです。
表現クイズ
2つの文章から意味があっている物を選ぶクイズです。
①Some cookies and juice are on the tree.
(クッキーとジュースが木の上にあります。)
②They are eating cookies and drinking juice.
(クッキーとジュースを飲んでいます。)
模擬テスト
英検ジュニアの本試験にそっくりな模擬テストが24回分行うことができます。
模擬テスト1回が10問なので全部でたっぷり240問になります。
間違えた問題は何度も繰り返し解きなおすことができるので、苦手な問題を繰り返し練習しましょう。
カードアルバム
学習した単語をカードアルバムとして追加していくことができます。
スピーカーのマークを押すことで繰り返し聞くことができます。
【英検ジュニア】シルバー試験の様子
ラーニングでみっちり1か月勉強してか英検ジュニアのシルバー本試験を受験しました。
試験時間は約35分間。
試験の問題数は45問もあります。
やり直しはできないので、しっかりと準備をしてから始めてくださいね。
子供にもしっかり何分あるか伝えておいた方がいいです。
試験開始までやり方の説明がありました。
いざ試験が始まると、次から次へと問題が出されるので飽きることなく取り組めていました。
全てがリスニング問題になるので、ヘッドホンをするか、周りがうるさくないようにしましょう。
35分間、45問結構なボリュームあるので集中力のある元気な時間に試験を受けるのがおすすめ!
試験の結果はテスト終了後すぐに確認することができます。
息子は53問中49問正解で、正解率は92%でした。
試験解答もすぐに確認することができます。
また、分野別の解説と解き方もみることができます。
苦手分野の克服に使いたいですね。
無事合格率80%以上取れたので、次は英検ジュニアゴールドにチャレンジしようと思います。
【英検ジュニア】シルバーの受験をおすすめする理由
今回の英検ジュニアシルバーを受験してみて、英語学習にすごくなると実感しました。
その理由は以下の通りです。
- リスニング力の向上
- 英語の試験に慣れる
- アルファベットの読みに強くなる
- 学習から試験まで自宅でできるので気軽に受験できる
リスニング力の向上
オールリスニングの試験の為、とにかく英語のリスニング練習になります。
英検の本試験も半分はリスニングの試験になるのでとてもいい練習になりますね。
英語の試験に慣れる
英検を取得していると、中学・高校・大学受験に有利な事もあるし就職活動でも効力のあるメリットだらけの資格ですよね。
英検取得前に、英語の自信をつける、英語の試験に慣れるために英検ジュニアはぴったりだと思います。
英検ジュニアは3択問題で、英検も選択式のマークシートになります。
英検前の試験の解答の仕方のいい練習になりますね。
アルファベットの読みに強くなる
英検ジュニアシルバーの最大のお勉強ポイントはアルファベットの読みです。
シルバー受験のためにアルファベットを強化して勉強するのお勧めです。
我がでは、今回の英検ジュニアシルバーを受けるのに際してアルファベット強化月間という事で書く練習もしました。
試験でアルファベット書く試験はないのですが、絶対かけたほうがあとあと役に立つと思い行いました。
学習から試験まで自宅でできるので気軽に受験できる
英検ジュニアは事前学習も試験も自宅で行うことができます。
小さなお子さんだと知らない会場だと、緊張して力が出し切れないという事もあるかと思います。
まずは自宅で練習がてらう受けるのにぴったりです。
【英検ジュニア】シルバーの申し込み方法
英検ジュニアシルバーの申し込み方法は、公式英検 Jr.オンライン版から申し込みをすることができます。
英検ジュニアが受験するには、パソコンかタブレットでの受講となります。
※スマホからは受験できないので注意してくださいね。
対象環境のチェックは公式ページの画面下から確認してくださいね。
動作確認が取れると、【OK】という表記になります。
動作確認が取れたら、インターネット上での受講、テストができますよ。
公式だからできる模擬テストができる「ラーニング」と「テスト」のフルパックが一番お得に受講できます。
※1日体験もこの画面から行うことができるので、雰囲気が知りたい方はぜひサンプル問題を試してみてくださいね。
\サンプル問題はこちらから試せます/
英検ジュニアの試験も勉強も一緒にできるフルパックがおすすめ!
まとめ 【英検ジュニア】シルバーを受験してアルファベットに強くなった
今回、英語学習1年の息子が英検ジュニアのシルバーを受験してアルファベットにとても強くなりました。
勉強期間は1か月間で、英検ジュニア公式の学習教材(ラーニング)で行い90%以上の正解率を取ることができました。
次回は英検ジュニアゴールドを受験目指して、学習します。
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