英検は進学・就活・学力の確認にとても便利な英語資格ですよね。
出来れば、英語を勉強しているのであれば合わせて取っておきたいものです。
我が家でも学力の確認&勉強の目標のために英検取得を目指して日々頑張っています。
英検は年間に3回実施されています。
そして、英検はダブル受験することが可能です。
本記事では、英検のダブル受験に関する試験注意事項、英検をダブル受験したときのメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。
試験前に必ず知っていきたいことなので、ぜひ参考にしてくださいね。
英検をダブル受験することはできる
英検はダブル受験することができます。
英検のダブル受験とは、同じ試験日に2級分の英語の試験にチャレンジできることを言います。
英検ダブル受験の注意点として、隣接した2つの級しか受けることしかできないということです。
例えば、5級と4級であれば大丈夫ですが、5級と3級はできないということです。
それがなぜかというと、英検は午前と午後で分けられて試験が行われています。
英検実施時間帯は以下の通りです!
英検級 | 午前実施 | 午後実施 |
---|---|---|
1級 | 〇 | |
準1級 | 〇 | |
2級 | 〇 | |
準2級 | 〇 | |
3級 | 〇 | |
4級 | 〇 | |
5級 | 〇 |
英検のダブル受験の条件として同じ試験日に受けることとあります。
飛び級でダブル受験はできないので注意してくださいね。
英検Jr.もダブル受験できるので、英検がいきなり不安という小さい方は英検Jr.からはじめるのもおすすめですよ。
英検CBTならトリプル受験が可能
なんと、従来の英検(会場受験)ではなくインターネットを使って英検受験する英検CBTであればトリプル受験も可能です。
英検といえば会場に行って試験を受けるのが当たり前でしたが、最近始まったのがこの英検CBT。
英検CBTとは、
①筆記ではなくパソコンを使って試験を受ける
②4技能を1日で受験する
③対象級は2級・準2級・3級
従来型とは以上のポイントが違います。
①筆記ではなくパソコンを使って試験を受ける
試験を受けるときは自宅からではなく会場に行ってパソコンを使って英検を受けます。
受験席全てにパーテーションを設置されていて分かれています。
②4技能を1日で受験する
4技能とはスキーピング・リスニング・リーディング・ライティングです。
従来の英検の試験だと面接(スピーキング)が二次試験になっていますが一日で4技能を受験できます。
試験の順番としては
スピーキングテスト⇒リスニングテスト⇒リーディング⇒ライティングテスト
パソコンに向かって一人でテストしていきます。
③対象級は2級・準2級・3級
注意が必要なのは英検CBTは全ての級には対応していません。
対象英検級は2級・準2級・3級です。
英検CBTは一日3回試験がある
英検CBTは一日に3回の試験が実施されています。
2級・準2級・3級ともに同じ時間帯で実施されています!
実施時間 | |
---|---|
1回目 | 9:00~ |
2回目 | 12:20~ |
3回目 | 15:40~ |
同じ級をふたつ受けることができないので注意が必要です。
隣接する2つの級(ダブル受験)もしくは、3つの級(トリプル受験)の受験することが可能です。
英検CBTの場合対象級が3つしかないので、一日で対象級を受験できることになります。
しかし、範囲としては3級は【中学卒業レベル】なのに対して、2級は【高校卒業レベル】なのでかなり違いますよね。
しかも、トリプル受験するということは一日丸々かかることになります。
トリプル受験はかなりハードルが高そうですね💦
小学生には無理ですね!
また英検CBTは、1つの検定回の中に受験できる日程が4日あります。
1日に詰め込まずに何日かに分けて受験することも可能です。
ここでも同じ級は受けることができないので3級と、準2級を2日間に分けて受験するなどした方がお子さんの負担にならないかもしれません。
英検をダブル受験するメリット
では、英検をダブル受験するメリットは何なのでしょうか。
実際にわが子がダブル受験してみて、お友達の様子、塾の先生のアドバイスをもとにメリットをまとめています!
①本命の級の保険として受験することができる
英検を受験するとき「この級なら取れそう!」と、チャレンジしますよね。
だけどもし落ちてしまったら英検は何も取得できないまま終わってしまいます。
せっかく試験会場に行き試験が受けれるのであれば保険としてひとつ下の級も受けておくのはありだと思います。
保険があれば、試験でも安心して試験に臨めますよね。
お友達は英検4級が本命で3級もダブル受験してみたら4級はだめで3級は合格したと聞きました。
試験はマークシートということもあるのでたまたま受かるということもあるので、ダブル受験するメリットといえますね。
②場慣れができる
慣れない試験会場に行くと本当の力を出し切れないという方多いと思います。
とくに年齢的にも幼くなると緊張してしまった、焦ってしまったということも多いのではないでしょうか。
どの級も試験形式はマークシートで大きくは変わらないのでダブル受験することで場慣れし落ち着いて試験に挑むことができます。
よい予行練習になるのは確かですよね。
③短期間で資格取得を目指せる
英検は受験や就活でも使えるとても有益な資格ですよね。
いつまでに受験や就活の為『〇〇級』したい。
といった場合、短期間で資格取得することができます。
たとえば我が家では、上の娘が6年生の為中学受験も少し考えています。
英検取得しておくと受験科目を減らすことができたり優遇を受けることができることもあります。
※志望校によって英検が使えるかどうかは異なります。
中学受験の数年前から英検ダブル受験をすることで最短で目指す級に近づくことができます。
英検をダブル受験するデメリット
では、続いてデメリットについてみていきたいと思います。
実際に娘が英検ダブル受験してみて感じた、周囲の方の意見をもとにデメリットをまとめいています。
①長丁場になるので体力的につらい・集中力が持たない
正直英検をダブル受験して一番思ったのは体力的にすごくつらいということです。
娘が小学3年生のダブル受験にチャレンジしましたが、体力的にも辛そうで集中力も続いていなかったのではないかと感じました。
英検は午前中の部が級によって時間は異なりますがだいたい9時前後からお昼12時くらいまで。
午後は、1時前後から4時前後まで試験は続きます。
つまり、ダブル受験するということは朝9時から夕方4時まで試験を受けなくてはいけません。
もちろんお昼を挟みますし試験の前に説明を受けたりする時間もありますがかなり拘束時間は長くなります。
我が家でも午前中試験を受けてすごく帰りたがったのですが、頑張って午後の試験も受けてもらいました。
しかし、両方とも不合格という結果でした。
どちらかの試験に集中したほうがよかったなと後悔しています。
②金額的にかかる
また、試験料も受ける数だけかかってきます。
英検の受講費用は以下の通りです。
受験級 | 試験費用(個人で受験した場合) |
---|---|
5級 | 4,500円 |
4級 | 4,900円 |
3級 | 7,900円 |
準2級 | 9,200円 |
2級 | 9,700円 |
準1級 | 10,700円 |
1級 | 12,600円 |
※団体で受けた場合や英検CBTでも料金は異なってきます。
詳しくは英検公式ホームページでご確認ください。
英検は個人で受験すると割と高額ですよね。
ダブル受験したときでも特に割引などはなくそのままの料金がかかってきます。
一度に2つの級の受験料がかかるのはデメリットですね。
③試験勉強が大変
ダブル受験と一言で言っても一つ級が違えば難易度もかなり変わってきます。
出てくる単語数も変わってくるし難易度の高い文法も出てきます。
英検1級分の勉強をするだけでも結構大変なので2級分の英語学習は大変だと思います。
とくにお子さんの場合は2級分勉強するのは正直しんどいと思います💦
英検ダブル受験のよくある級
小学生によくある、英検ダブル受験を例にとって勉強のイメージをしてみましょう。
小学生が4級・5級をダブル受験する
小学生がまず始めに英検を受験するであろう5級。
この時、ついでに4級も受けてみたいとします。
5級・4級ともに一次試験は試験内容はリーディングとリスニングのみと同じです。
しかも回答形式はマークシートなので試験勉強の範囲を少し広げることで可能でしょう。
英検4級と5級の試験内容の違い
試験の内容の違い | |
---|---|
リーディング | 「長文の一致選択」が加わる |
リスニング | 「イラストの内容一致選択」⇒「文の内容一致選択」 |
どちらも身近な日常のシーンがテーマになっているのでダブル受験して合格もしやすいと思います。
英検4級と3級のダブル受験の例
続いては英検4級と3級をダブル受験をする場合。
英検は3級から難易度がグンと上がります。
というのも、3級は一次試験でリーディング・リスニングにライティングが加わり、二次試験にスピーキングが加わるためです。
二次試験のスピーキングは面接になりますが、合格した後日行われるのでまずはペーパーの合格を目指しましょう。
英検におすすめの学習法
我が家で、英検のダブル受験をしてみてもう一度ダブル受験をしてみたいか聞かれたら、正直なところ『もうしたくない。』と答えます。
しかし、時間がないもしくは場慣れしたいなどダブル受験することも検討したいご家庭もあると思います。
我が家が実際に使ってみてすごくよかった英検勉強法をご紹介しますね。
それは、【旺文社の英検ネットドリル】です。
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英検をダブル受験するのであれば効率よくどんどん過去問や実践問題に取り組んでいくのがよいと思います。
【旺文社の英検ネットドリル】は参考書などを数多く出版している旺文社が作っているインターネットを使って学習できるものです。
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自分が間違った問題は繰り返し練習でき、過去問や全国模試にまでチャレンジすることができます。
リスニングもCDを流したり、まる付けしたりすることもなく親も大助かりでした。
また、自分が苦手なポイントを何回もチャレンジすることができるので弱点を克服するのにすごく役立ちました。
これから英検を受けてみようと思っている方にはおすすめですよ。
実際に我が家で使ってみたブログはこちらです⇓
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まとめ
英検はダブル受験することができます。
ダブル受験するメリットもあります。
しかし、私的には子どもには正直ダブル受験はつらいのではないかなと考えます。
試験がまる1日かかることになり体力的・精神的に正直しんどいと思います!
もし時間的にないなどの理由でダブル受験する場合は過去問や、全国模試など実際の問題にたくさんチャレンジして効率よく勉強を進めてくださいね。
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是非、一度覗いてみてくださいね。
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